代理店がこの先生きのこるために必要な3つのこと
お久しぶりです。伊藤です。
気が付いたら2014年も猛暑に突入しましたが、皆様、いかがお過ごしでしょうか?
私は、激務過ぎて1ヶ月以上ブログを更新しない間に、「アドテクBlog」キーワードでの一位を失うという失態ぶりです。そんな中、書きたいネタは沢山見つかったのですが、どう考えても自社の宣伝につながらないばかりか「炎上すんなコレ」と言うネタしか思いつきません。どうしようかと悶々としておりましたが、悩んでても仕方ない。今回も「釣りタイトル&中身スカスカ」な捨てエントリーならぬ、ネイティブ広告で行ってみたいと思います。
1.専業代理店から総合代理店へ
リスティング、DSPなどの専業代理店様も多い中、やはりどの企業様も、苦しんでいらっしゃる。はたから見るに、専業では差別化が困難な上に、利益率が小さいという課題を抱えてらっしゃるのかな?と思います。
様々な意見があるかと思いますが、私としては、総合代理店への道を突き進むことをお勧めしたい。ここで言う総合代理店とは、クリエイティブ力の強化、別マス媒体への進出(ネットから紙など)、マーケティング力の強化などを指します。
具体的には、広告販売マージン以外でのフィーの拡充、新しいメディア(たとえばLINE、デジタルサイネージ等)への投資喚起、キャンペーンに即したシナリオ提案、など。そういった面での強みを、ガンガン伸ばせて行けるかどうかが、今後の生き残りのカギではないかと思ったり、思わなかったり・・・。
2.強いメディアまたはアドネットワークを持つ
儲かっている代理店様は、みずから「レップ」と名乗っているケースが多いような気がします。自社で強力なメディアを保有する(外部メディアと提携するなど)ということで利幅を増やし、またメディアを大切に扱うということを実践されているということでしょうか。PC・携帯からスマートフォン(アプリ)への変革期でもあるので、このチャンスに投資をしないのは、もったいない。少なくとも、コンテンツマーケティングを理解していれば、オウンドメディアとアーンドメディアが、ショボーンメディアの状態ってことは無いでしょ?と思われます。
3.DAS領域で SIer を利用する
今さら感もありつつ、全然流行ってないキーワードですが「DAS領域」の広告周辺ソリューションについて、真剣に考える時期なんだろうなと思います。
DMP・DSP・SSPの登場による運用型広告を切っ掛けに、様々なメディアと様々な情報(クライアント内部、外部情報)を元に考えるのが一般になりつつあると感じます。様々なコミュニケーションのシナリオを立てることと、それをPDCAサイクルに乗せて運用していく事は、到底人手でペイするのは無理でしょう。そんな中、情報処理のプロであるSIerと、システム化で協業することで解決を図っていけるか?が肝になっていきます。(という自社のPRをさりげなく)
まとめ
2014年に入って、運用型広告の本格始動、ネット媒体だけからの脱却など、色々な事象が表れているのを見るに、「ますますシステム化が必要だな」と痛感しています。こういった面で、何かお困りの際は、是非、エバーライズへご相談ください。
何かしらお役にたてることがあるかも知れません。