2017.11.02

アドテック東京2017|出展・費用効果・お客さまの反応まとめ

アドテック東京2017|出展・費用効果・お客さまの反応まとめ

アドテック東京が終わって早くも2週間が経とうとしています。

本記事では、毎年恒例の費用と効果まとめを残しておこうと思います。今年は新しいプロダクトのプライベートアドサーバー「ADmiral」とCDP「INTEGRAL-CORE」の2プロダクト同時出展だったので、各プロダクトへのお客さまの反応も一緒にまとめます。

アドテックとは

アドテックは世界の主要都市で開催されるマーケティング・カンファレンス。広告主、エージェンシー、ソリューションプロバイダー、メディアなど、各ジャンルのマーケターが集まります。アドテック東京は2017年で9回目。いまやアジアで最大規模の国際マーケティングカンファレンスに成長しました。2016年はカンファレンス来場者と海外来場者が過去最高を記録。アドテクノロジーにとどまらず、それに関連するマーケティングマネジメントも包括し、常に最先端の情報を届けます。

アドテック東京 2017 データ

総来場者数:1万4,095人(1日目5,758人、2日目8,337人) 協賛・出展企業数:104社 キーノート:6 セッション:51

今年の来客数は去年の 35%増 ということもあって、体感的にもだいぶ賑わっていました。 また、展示ホール奥に無料で参加できるセミナースペースが設けられ、2日間を通してさまざまなセミナーが行われていたこともあり、人の流れも途切れにくかったかなと思います。

必要な準備

アドテック出展に際して準備したものをまとめます。

ブース

一昨年、昨年と同様に 1m × 2m のミニブースを2つ横並びで出展しました。 今年は2プロダクト同時出展だったので、ブースのデザインにもこだわりました。

施工会社

3社見積もりはとりましたが、結局数年ずっとお世話になっている企業さまに発注。

デザインは持ち込み、印刷と施工のみお願いしました。持ち込みも快く対応、今回も納得のコスパで対応いただきました。信頼できる業者があるというのはとても心強いです。

デザイン

最近お付き合いのある個人で活動されているデザイナーさんに発注しました。これまでクラウドソーシングなども使ってきましたが、密にコミュニケーションを取れる点、安定したクオリティ、価格も含めこちらも信頼できるデザイナーさんがいるありがたみを感じました。

今回の要望としては

  • 2プロダクトともEVERRISEとわかるようにしたい
  • メッセージがちゃんと読まれるようにしたい
  • 商談用のイスはいらない

完成したブースがこちら↓

report adtech tokyo 2017 01

感想

  • やっぱりEVERRISEと気づいてもらえないことが多かった
  • 商談用のイスはなくて正解(じっくり商談までというより取り急ぎ話を聞きたい人が多いから)
  • キャッチコピーはちゃんと読んでもらえた

配布物

チラシ

こちらも2プロダクト分、ブースと同じデザイナーさんにデザインを依頼。各 1000部 ずつ印刷しました。

プレスリリース

ここ最近のプロダクトに関するプレスリリースを印刷し、こちらも配布用に用意。各 100部 の用意でしたが、興味を持っていただけるお客さまが多く、ほとんどなくなりました。

クリアファイル

これは前回の他の展示会から導入しました。

チラシのみで配っていると折り目がついたりしてヘロヘロになってしまうので、関連のチラシや資料も一緒に透明のクリアファイルへ。折ったり捨てたりされずにちゃんと持って帰ってもらえる率も上がった気がします。

各種申請

アドテックは事務局への各種申請はメールで案内があり、web上でフォームから申請します。

去年と変わっていたこと

出展者パス、作業リボンの受け渡しが郵送から当日現地で受け渡しに変更になりました。前回までは施工会社へ、作業リボンと車輌証を郵送していたのですが、今年は車両車輌証以外はすべて会場の受付で受け取りでした。

スタッフ

当日のスタッフは計6名で行いました。休憩も考えて、常にブースには4人以上スタッフが居るようにシフトを作成。

お客さんの波が大きいときはもっといて欲しいのが本音ですが、あまり多すぎても圧迫感が凄いので、4~5人位がブースの広さとちょうどいいバランスかなというところです。

今回は説明慣れしたメンバーだったので、お客さまへの説明も各々で完結でき、効率よくブースを運営できました。華やかな美女コンパニオンさんはいませんでしたが、、誰に聞いてもしっかり自信を持って説明対応できるところが弊社ブースの強みでした!

ユニフォーム

今までの手作り感満載のポロシャツから進化しておそろいのパーカーを作りました!(上の写真参照)。2プロダクト出展だったこともあり「EVERRISE」としての統一感と、チーム意識はとても向上したように思います。

当日の様子

去年のシルバーウィークと台風という状況もあり、例年に比べ客足が少ないように感じていました。それに比べて今年のほうが、お客さんは断然多かった印象です。

客足は多い順に、1日目午後、2日目午後、2日目午前中、1日目午前中

といった感じでしょうか。

また、例年どおり海外の方も多く、たびたび英語での対応が必要でした。以前よりも、英語で伝えきれなくても興味を持ってもっと情報が欲しいと言ってくれるパターンが多かったです。『日本の企業か?』としきりに聞かれ、日本でのパートナーを探している海外の方が多いのがわかりました。

アドテック東京2017成果

配ったチラシ:800部 サービスに興味を持ってくれた方の名刺:180枚

どちらも去年を大きく上回る結果となりました。

中でも、温度感高く興味をお持ちいただいた方が多く、2017年度のアドテック東京はEVERRISEにとってとても価値のあるのもでした。

コストまとめ

項目 費用
出展料 410,000円
ブースデザイン・装飾 307,600円
チラシデザイン・印刷・クリアファイル 101,350円
搬入出送料 8,640円
合計 827,590円

上記にもあるとおり、いただいた名刺は180枚。その中でも興味を持っていただいたお客さま60人!

実際にはアドテック出展に合わせてサイトリニューアルを行ったり、記事広告を出稿したりと関連経費はまだまだありますが、直接かかったコストで計算するとリード1件あたり約14,000円の計算になります。

出展プロダクトとお客さまの反応

プライベートアドサーバー『ADmiral』

report adtech tokyo 2017 02

ADmiral はメディアが独自に保有し、独自のデータで、自由な広告配信を可能にするというコンセプトで生まれたプライベートアドサーバーです。媒体に合った広告メニューを導入することで、媒体価値の向上をお手伝いします。

公式サイト

https://www.ever-rise.co.jp/admiral/

プレスリリース情報

プライベートアドサーバー「ADmiral(アドミラル)」、どこどこJPへの接続開始で企業情報をレポート掲載可能に

プライベートアドサーバー「ADmiral(アドミラル)」、IM-DMPとの接続開始

プライベートアドサーバー「ADmiral」、INTEGRAL-COREと接続

お客さまの反応

  • プライベートアドサーバーに興味を持ってきてくれた方が結構いた
  • プレスリリースで興味を持ってくれた方もいた
  • メディアがやりたい事として賛同してもらえた
  • 大きなメディアでないと自分ごととして受け取ってもらいづらい面があった
  • やりたいけど費用がネック
  • 現行のアドサーバーからの乗せ換えコストが気になる
  • DFPで収益化からもう一段階上を目指すために検討している
  • 外部に自社のデータを渡したくないからプライベートに惹かれる

CDP「INTEGRAL-CORE」

report adtech tokyo 2017 03

INTEGRAL-CORE は、高速なデータ処理によってリアルタイムなマーケティング施策を実現する CDP(カスタマーデータプラットフォーム)です。顧客データを中心に、オンライン/オフラインを問わずあらゆるデータを統合します。

■公式サイト

https://www.ever-rise.co.jp/integral-core/

■プレスリリース情報

リアルタイム顧客コミュニケーションの基盤となるCDP「INTEGRAL-CORE」、株式会社ビデオリサーチにて導入開始

お客さまの反応

  • DMP に比べて CDP(カスタマー・データ・プラットフォーム)の認知がまだまだ低かった
  • 技術的にさまざまなことがどう実現可能なのか興味を持つ方が多かった
  • 競合との差別化の説明が求められた
  • 株式会社ビデオリサーチさま導入のプレスリリースを見て来てくださった方もたくさんいた

今回の皆さまの反応とご意見をもとに、サービスの更なる改善と、お客さまのほしい情報が伝えられるブース運営の努力をしてまいります!

さいごに

アドテック東京2017におきまして、ADmiralとINTEGRAL-COREのEVERRISEブースにお越しいただきました皆さまありがとうございました。今後とも、よろしくお願いいたします。

2018年のアドテック東京

2018/10/4-5開催

公式サイトによると、上記の日程で決まっているようです。弊社も今のところは来年も出展かな?という流れにはなっています。一年で状況も変わるので、確約はできませんが、また来年のアドテックでお会いしましょう!

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