【ADmiral】どこどこJPへの接続開始で企業情報を広告レポート掲載可能に
この度、EVERRISEの提供するプライベートアドサーバーのADmiral(アドミラル)は、Geolocation Technology社が提供するどこどこJPとの接続を開始しました!
この接続によってADmiral上で参照できるレポート項目に、ユーザーの企業情報・エリア情報を追加することが可能になりました。
プレスリリースでもお知らせしましたが、少し詳しくご紹介できればと思います。
目次
ADmiral とは
メディアが独自に保有し、独自のデータで、自由な広告配信を可能にするというコンセプトで生まれたプライベートアドサーバーのソースコードライセンス販売です。
お客様のAWS 環境にすぐにアドサーバーを構築できます。カスタマイズも自由です。メディアの広告収益化の他、アドネットワークや、DSP / SSP の構築等にも利用可能です。
ADmiralの詳細はコチラをご覧ください
ADmiral公式サイト:https://ad-miral.com/
どこどこJPについて
「どこどこJP」は Geolocation Technology 社が提供するIPアドレスと様々な情報を紐付けた Geolocation & IP Intelligence データベースを搭載した API です。ユーザーのIPアドレスから、アクセス元の地域を認識するエリアターゲティングや、企業情報を認識する企業アクセス分析に用いられています。
ADmiral で企業情報をレポート掲載可能に
ADmiral は「どこどこJP」と連携したことにより、広告配信レポートに企業情報、ユーザーのエリア情報の掲載が可能になりました。
実際にどんな項目が参照できるのか、また ADmiral から「どこどこJP」をご利用いただくメリットをご説明します。
参照可能項目一覧
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アクセス者情報
- 都道府県
- 市区町村
- 企業情報
-
企業情報詳細
- 社名
- 郵便番号
- 住所
- 電話番号
- 業種コード
- URL
ADmiral のオプションとしてご利用いただくメリット
初期のコストが 0
ご自身で「どこどこJP」とご契約いただき、他のツールと連携することももちろん可能ですが、ADmiral のオプションでご利用いただけば、開発の手間などの初期のコストをかけることなくすぐに「どこどこJP」のデータをご利用いただけます。また、API のアップデート等にも ADmiral 側で対応します。その他運用していく中でのメンテナンスもお任せいただけます。
他のデータと合わせて活用できる
ADmiral と「どこどこJP」、オプションで選択可能なプラーベート DMP を一緒にご利用いただくことで、「どこどこJP」のデータ単体ではなく他の外部データ接続先のデータや、自社で収集可能な媒体独自のユーザーデータ、広告配信データなどと合わせてご活用いただくことができます。独自のデータを最大限に活用するためにも、ADmiral でのご利用はおすすめです。
活用事例:記事広告の付加価値UP
例えば、媒体の広告メニューとして記事広告をお持ちの場合、記事広告の掲載レポートに下記のような項目を追加することが可能です。
- 記事を見た企業の情報
- どの企業がどの時間帯に観覧したか
また、観覧企業の情報をまとめれば必要に応じて「営業リスト」として提供することが可能です。出稿企業は記事広告で露出が増えることに加え、直接アクションがなかった企業も営業リストとしてもらうことができれば、それだけで記事広告を出稿するメリットが増えることは間違いありません。
これはあくまで活用の一例です。それぞれの媒体により活用の仕方は様々です。
活用方法はお気軽にご相談ください
ご利用になる目的によって、必要な項目や情報の粒度は様々です。どういった広告のレポートをご利用になりたいか、どういった情報を参照すればより価値を高めることができるのかなど、お気軽にご相談ください。
今後は広告配信にも利用が可能になります
現在は「どこどこJP」のデータをご利用いただけるのはレポートのみとなっておりますが、今後は広告配信のターゲティングにもご利用いただけるようになる予定です。
ユーザーの位置情報やそれに基づいた天気の情報、企業情報を配信に利用可能になれば、ターゲティングの幅が広がります。コチラにも是非ご期待ください!