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CDP「INTEGRAL-CORE」も対応!DigiTrust IDとは

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CDP「INTEGRAL-CORE」も対応!DigiTrust IDとは

こんにちは!堀井です。

この度、EVERRISEのご提供するCDP「INTEGRAL-CORE」はDigiTrust IDへ対応することが決定いたしました。

本記事ではDigiTrust IDの解説と、INTEGRAL-COREの今後の取り組みについてご紹介していこうと思います。

DigiTrust IDとは

DigiTrust IDはIAB Tech Labの提供する、異なるシステム間でサイトを訪れたユーザを一意に識別するための技術である「CookieID」を共通化するソリューションです。

これまでは、事業者がそれぞれ独自にIDを発行し、個別にCookieSyncすることで同一ユーザーを識別していました。

CookieSyncって何?という方はこちらをご覧ください。
>DSP と SSP を連携する CookieSync の流れ

【図解】事業者間の個別CookieSyncでのデータ交換
【図解】事業者間の個別CookieSyncでのデータ交換

DigiTrust IDは、DigiTrustを介して加盟しているすべての事業者がユーザーに発行された共通のID(=DigiTrust ID)を使用することができます。つまり、DigiTrustと1度CookieSyncをすれば、DigiTrust IDに加盟している事業者間で共通のIDを使ってユーザーを一意に識別することが可能になります。

【図解】DigiTrust IDによるデータ交換
【図解】DigiTrust IDによるデータ交換

DigiTrust IDによって解決できること

同一ユーザーであるというマッチングの漏れ

別のシステム間でユーザーを一意に認識することを実現したCookieSyncはとても優れた技術ですが、それぞれの事業者が別々のIDを発行し、事業者同士が個別にCookieSyncを行うため、どうしても一定の「同一と認識されないCookieID」が出てきます。

DigiTrust IDでは加盟している事業者にはじめから共通のDigiTrust IDが発行されるので、後からマッチングの必要がなく、もれなく同一ユーザーを認識し、利用することができます。

膨大なCookieSyncタグ

また、事業者間で個別にCookieSyncをするとなると、より多くの事業者と連携しようとすればするほど、必要になってくるタグの数も増えます。タグの数が膨大になることで、Webサイトの表示速度に影響が出てユーザーの良好な体験を阻害します。

DigiTrust IDを使うことで、埋め込むタグは1つで良くなるため、Webサイトの読み込み時間は短縮され、より快適な顧客体験に繋がります。

多くのデータを独自で所有する巨大企業に対抗するための技術

現在は、多くの企業がユーザーを認識するためにGAFAを頼りとしています。
GoogleやAmazonのように自社で膨大なデータを所有し、広告配信まで担う巨大企業に比べ、個別の企業は十分なデータを集めることが難しく、「データの寡占」は世界的にも問題とされています。

そこで、個別の企業がより多くDigiTrust IDに加盟し、DigiTrust IDを共有することでそれぞれの持つデータを活かしたユーザーの認識が可能になり、巨大企業に頼らなくても済むのです。

DigiTrust IDによって保護されるユーザーのプライバシー

ユーザーのプライバシー保護の観点から見てもDigiTrust IDは優れています。

これまでWeb広告の配信には個別のCookieIDが使われていたため、ユーザーがすべてをブロックするのは大変でした。しかし、ユーザーはDigiTrust IDをオプトアウトするだけで、加盟企業のすべてがそのユーザーの情報を広告配信やマーケティングに使用できなくなるのです。

より簡単に、ユーザー側がデータを利用されることの可否を選択できるようになります。

DigiTrust IDのメリットまとめ

  • DigiTrustと1回CookieSyncすれば多くの事業者とデータ交換がしやすくなる
  • 埋め込むタグが1つで済むのでWebサイトの表示速度が改善
  • データを寡占する巨大企業に対抗できる
  • ユーザーのプライバシーが守られやすくなる

DigiTrust IDによってCDP「INTEGRAL-CORE」でできること

顧客データプラットフォーム「CDP」とは

CDP(カスタマーデータプラットフォーム)は”顧客”に関するあらゆるデータを様々なチャネルから収集・処理(統合)・公開(連携)することに特化したデータプラットフォームです。
公式Webサイト:https://cdp-integral.com

CDPの詳細はこちらをご覧ください。
>CDP(カスタマーデータプラットフォーム)とは何か?

異なるドメインのデータ統合が簡単にできる

INTEGRAL-COREでは、自社のドメイン上で1stPartyCookieでデータを収集します。これは、昨今話題になっているSafariのトラッキングが難しくなるITPの問題を解決するために有効です。

しかし、1stPartyCookieは異なるドメイン間で別のCookieIDが発行されるため、これまでSafari以外の3rdPartyデータで簡単にできていたデータ統合が難しいというデメリットがあります。

そこで、DigiTrust IDに対応することでドメインを跨いでもユーザーに対して発行された1つのCookieID(=DigiTrust ID)を共有するため、データの統合が簡単にできるようになります。
異なるドメイン間のデータ統合が可能になることでより明確なユーザー像を認識できます。

他社とのデータ交換で自社のデータを最大限に活用できる

DigiTrust IDに対応することで、加盟しているすべての企業とマッチングレートが100%の状態でデータ交換ができるようになります。他社のデータと合わせて使用することで自社のデータを最大限に活用できます。

例えば、広告配信プラットフォームを利用する場合、自社の持つデータと、DigiTrust IDに加盟する配信事業者(SSPやDSP)の持つデータをマッチングしてターゲティングに活用することができます。そうすることで、より明確になったターゲットに向けた広告配信が可能になります。無駄な広告配信を減らし、予算の削減やマーケティングの効率化へと繋がります。

まとめ

CDPはこれからのマーケティングには欠かせないデータプラットフォームです。中でもINTEGRAL-COREはDigiTrust IDに対応したことで、より効率の良いデータ活用が可能になりました。

活用の方法や、必要な顧客データの種類は業種や業態によって様々です。
実は意識されていなくても、ほとんどの企業様が何らかの顧客データを所有しています。顧客データの活用を検討される際には自社に合った方法を明確にすることが大切です。

是非、お気軽にご相談ください!

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