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インターネット広告における『タグ』について

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インターネット広告における『タグ』について

はじめに

今回は広告の配信、効果測定を行う上で欠かせない『タグ』についてです。

このブログの「広告効果測定の技術」や「ターゲティング広告の仕組み:ユーザーへの最適化」等の記事で紹介している効果測定やターゲティングの技術において『タグ』は重要な役割を担っています。

まず、インターネット広告における『タグ』は大きく分けて2つに分類されます。1つは広告を配信する為に広告を表示する媒体側に設置する「配信タグ」です。
もう1つは配信したサイトを訪問したユーザーのターゲティングや効果測定(コンバージョン計測)の為に広告主側のサイトに設置する「タグ」です。

今回は「広告主側のサイトに設置するタグ」について紹介していきます。

広告主側のサイトに設置する『タグ』とは?

「はじめに」でも書きましたが、広告主側のサイトに設置する『タグ』には主に以下の役割があり、役割によって2種類に分類されます。

  1. ①サイトを訪問したユーザーのターゲティング
  2. ②配信している広告の効果測定

そしてこれらの『タグ』は様々な広告配信サービスから発行することができます。
オンライン広告代理店の運用のすべての中にも書いてありますが、広告配信をする際は、ほとんどの場合広告の設定だけではなく『タグ』の作成・設置を行います。

ではそれぞれの役割について順番に紹介していきましょう。

①サイトを訪問したユーザーをターゲティング

これは一言で表すと『リターゲティング:ReTargeting』と呼ばれます。そして、このような役割のタグを『リターゲティングタグ(またはリマーケティングタグ等)』と呼びます。

ターゲティング広告の仕組み:ユーザーへの最適化の記事でも紹介していますが、「サイトを訪問したユーザー」ということは「サイトに興味がある」ということになります。
上記の記事では「広告をクリックしてきたユーザー」のみについて言及していますが、広告経由ではなく単に検索でサイトにたどり着いたユーザーについても興味があることに変わりはありませんので、サイト内に『リターゲティングタグ』を設置しておくことで「広告経由で訪問していないユーザーに対しても広告ターゲティングが可能」になります。

技術的な仕組みを簡単に説明すると、『リターゲティングタグ』をサイトに設置しておくことで、ユーザーがサイトに訪問した際にリターゲティングタグから広告配信サーバにリクエストが飛び、そのレスポンスとしてサーバからCookieが付与されることでそのユーザへのターゲティングが可能になります。
その為、ユーザーがブラウザのCookie受け入れを拒否に設定していたりブラウザのCookieを削除したりすると、ターゲティングができなくなります。
また、タグの読み込みが完了する前にページ遷移してしまっても正常に機能しません。

②配信している広告の効果測定

こちらは記載の通り『広告の効果測定』を行います。言い換えると『コンバージョン計測』『コンバージョントラッキング』とも言えます。

そして、このような役割のタグを『コンバージョンタグ(またはアクションタグ等)』と呼びます。
『コンバージョンタグ』は基本的に広告施策の「コンバージョンポイント」となるページに設置します。

「コンバージョンポイント」としては、「商品の購入完了ページ」、「会員登録完了ページ」、「資料請求完了ページ」などが挙げられます。

コンバージョン計測の技術的な仕組みですが、「オンライン広告の10個の効果指標」や「広告効果測定の技術」の記事で紹介していますので、今回は割愛させていただきます。是非ご覧ください!

※ちなみに「タグ」を使用しない広告効果測定も存在します

『タグ』の形式について

さて、ここまでタグの役割と動作について紹介してきましたが、ここでは「タグとはどんなものか」について具体的な例を紹介します。

結論から言いますと、リターゲティングタグやコンバージョンタグはHTMLのimgタグやJavascriptで書かれており、概念としては「ワクワクが止まらない!広告枠技術」で紹介している「広告枠」用のものと同じです。

広告配信サービスによってタグの形式はimgタグとJavascriptの両方用意されているものもあれば、どちらか一方のみの場合もありますので、使用するサービスを確認してみてください。

また、下記のGoogle AdwordsのリマーケティングタグのようにimgタグとJavascriptの形式の両方を併記し、Javascriptが無効になっているブラウザでも動作するようにしているタグもあります。

・Google Adwordsのリマーケティングタグの例

<script type="text/javascript">
var google_tag_params = {
ecomm_prodid: 'REPLACE_WITH_VALUE', 
ecomm_pagetype: 'REPLACE_WITH_VALUE', 
ecomm_totalvalue: 'REPLACE_WITH_VALUE'
};
</script>
<script type="text/javascript">
/* <![CDATA[ */
var google_conversion_id = 0000000000;
var google_custom_params = window.google_tag_params;
var google_remarketing_only = true;
/* ]]> */
</script>
<script type="text/javascript" src="//www.googleadservices.com/pagead/conversion.js">
</script>
<noscript>
<div style="display:inline;">
<img height="1" width="1" style="border-style:none;" alt="" src="//googleads.g.doubleclick.net/pagead/viewthroughconversion/000000000/?value=0&amp;guid=ON&amp;script=0"/>
</div>
</noscript>

https://support.google.com/adwords/answer/2476688?hl=ja より

まとめ

インターネット広告の『タグ』について簡単に紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
「広告配信の上でリターゲティングや効果測定をする為に『タグ』が使用されている」ということがご理解いただければ幸いです。

しかし、『タグ』は非常に重要なものという反面、注意しなければならないこともあります。
現在は様々な広告配信サービスがあり、それぞれのサービスで『タグ』の作成が可能ですが、やたらめったら『タグ』を作成し、設置しているとそれぞれの『タグ』の管理がしづらくなっていく等の問題が発生します。

『タグの問題点』や『タグの管理方法』については、またの機会に紹介しようと思います。

EVERRISE では、タグを利用したリターゲティングできる広告システム広告効果測定・分析ツールの開発も承っています。ご興味が有りましたら、お気軽にお問い合わせください。

それではまたお会いしましょう!

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