2020.04.05

DSP(デマンドサイドプラットフォーム)の開発・構築

DSP(デマンドサイドプラットフォーム)の開発・構築

弊社EVERRISEでは、創業より10年以上続けてきたシステム開発の技術を用いてさまざまな開発をお手伝いしております。
特にDSPを始めとするアドテク関連の開発はもっとも多く経験しており、多くのお客さまにご評価いただいております。

本記事ではDSPの開発についてまとめています。

DSPとは?

DSP(デマンドサイドプラットフォーム/Demand Side Platform)とは、RTB(リアルタイム・ビッディング)を利用して広告枠に対して1インプレッションごとのターゲティング・入札を行い、広告主・広告代理店にとって最適な広告枠を獲得、最適な広告を掲載し、広告効果を最大化するためのプラットフォームです。DSPの機能であるさまざまなターゲティング方法を利用することで最適化が実現します。

case dsp 01

DSP事業はアドネットワークやSSPと異なり、媒体枠を所持する必要がないため参入障壁が低く、多くの事業者が参入しています。SSPとのRTBを前提としており差別化がしづらいサービスではありますが、そのうえでさまざまな特色を持つDSPが国内外で生まれています。

日本国内DSP

Google社の「DoubleClick Bid Manager」、ソネット・メディア・ネットワークス株式会社の「Logicad」、株式会社プラットフォーム・ワンの「MarketOne」、Platform ID社の「XrostDSP」、フリークアウト社のDSP「FreakOut」などが有名です。人材採用に特化されているDSPのマーベリック社の「Sphere」などもあります。

海外DSP

海外DSPは日本にも多数進出しています。Rocket Fuel社の「Rocket Fuel」、MediaMath社の「MediaMath」、Turn社の「Campaign Suite」、AdRoll社の「AdRoll(アドロール)」、Cinarra社の「Cinarra(シナラ)」などがあります。

DSPの主な機能

DSPでは下記が主な機能となっており、弊社で開発・構築が可能です。

  • 高速なRTB入札機能
  • 高度なターゲティング機能
  • 柔軟なレポーティング機能

主なターゲティングの種類

オーディエンスターゲティング

リマーケティング 特定のサイトを訪問したことのあるユーザーをターゲットとして広告を配信します。

位置情報ターゲティング(ジオターゲティング、エリアターゲティング) ユーザーがアクセスしている基地局やIPアドレスなどから現在地を特定して、エリアで限定した広告を配信します。

時間帯別配信 曜日や時間帯をご指定して広告を配信します。
0か100かだけではなく、どの時間帯にどれくらい出したいかという詳細な設定が可能です。

ドメイン別配信
ユーザーの利用しているドメインを特定し、指定のドメインのユーザーにのみ広告を配信します。ドメインから個人か法人か、企業名や、地域の特定が可能となります。

ブロードリーチ配信
特にターゲットを定めず、より多くのユーザーに広告を配信します。

上記にない機能でも自由に開発が可能です。お気軽にお問合せください。

このような企業さまにDSP開発をおすすめしています

アドネットワーク、SSP事業者さま

すでに展開している事業やオリジナルの広告メニューをお持ちの場合は、それらにDSPを組み込むことで販売・運用業務を一本化することが可能です。

自社メディアをお持ちの企業さま

すでに自社メディアで純広告、アドネットワーク販売などを行っている場合の拡張販売としてDSPを導入することで業務拡大に繋がります。

特殊なデータをお持ちの企業さま

位置情報やIP情報、自社サービスの会員の属性情報などといった独自の顧客情報・オーディエンスデータを保有している企業さまには、他社にないターゲティングが可能なDSPを新たに展開することができます。

EVERRISEのDSP開発

弊社は創業よりアドサーバー開発を始めとしたアドテク中心の開発を行ってきました。10年のナレッジを活かし、貴社にあわせた開発を最適な費用でご提案致します。
また、下記のような特殊なカスタマイズ開発の実績もございます。

DSPのOEM提供後のAPI連携

下記2社のDSPについては、API連携による拡張をお受けしております。

株式会社フリークアウト「FreakOut DSP」
https://www.fout.co.jp/freakout/product/freakoutdsp/

Supership株式会社「DSP:ScaleOut(スケールアウト)」

詳細はお問合せください。

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