企業が広告サービスに取り組む目的
顧客接点におけるデータを活用した広告サービスの展開
店舗、webサイト、アプリなど企業の持つ顧客接点におけるデータを活用し、広告ビジネスを展開したい
既存の広告サービスの刷新と最適化
広告ビジネスを展開しているが、提供している広告サービスが古いため刷新したい
カスタム広告配信のための自社管理
広告配信でSaaSやOEMの配信プラットフォームを利用しているが制約があり、独自の配信が行える環境を構築したい
広告サービスに取り組む際の課題
実際に広告サービスに取り組む際には、以下のような課題が生じます。
実現可否の判断
広告配信におけるデータ利用には、顧客からの許諾をはじめとしたさまざまな制約がある中で、実現したいビジネスが現実的に可能か判断するうえで専門的な知識が必要になります。
初期・追加開発における機能の優先順位の判断
広告配信サービスでは検討すべき事項が多岐に渡ります。必要最低限の機能の定義や、追加開発における広告のトレンドを反映した判断も一定の難易度があります。
適切なアーキテクチャー
広告配信を行ううえでは、大量のデータをリアルタイムに安定して処理する必要があり、コストのバランスも取る必要がある中で、適切なアーキテクチャーの選定およびインフラの構築は重要です。
コストの判断
事業展開における投資判断を行ううえで、システム開発における初期コストや運用コスト、インフラコスト、サービス提供におけるオペレーションのコストを適切に判断する必要があります。
解決方法
これらの課題を解決するためには、以下の方法が有効です。
ビジネスリスクの洗い出しと目標整理
広告に関するサービス提供において、個人情報保護が世界的に進む中で、データの取り扱いにおけるリスク、ブラウザやアプリの仕様の変化・トレンドなどを含めたビジネスリスクの洗い出し、目標の整理を行います。
差別化ポイントの検証と配信規模整理
事業の目標達成に向けた差別化ポイントの検証を行い、サービスのコアとなる価値と機能要件を定義します。また、想定される配信規模を中心として非機能要件も定義します。
スケールに応じたフレキシブルアーキテクチャー
大規模配信を見据えつつも最小規模構成でスタートし、ビジネスのスケールに合わせて追加できるアーキテクチャーにて運用します。
スモールスタートとコスト管理
サービス提供に必要な最低限の機能を提供し投資の妥当性を判断できるようにサービスを運用します。サービス提供の中で、状況に合わせて必要な機能を追加していきます。
EVERRISEの広告サービス・コンサルティング
広告サービス開発の取り組みにおいて、企業が直面するさまざまな課題に対応するため、当社では包括的な支援サービスを提供しています。以下のような支援内容を通じて、新規でのサービスの立ち上げ、既存のサービスの見直し・拡張など状況に合わせて企業の広告サービス開発をサポートします。
拡張性に優れたアーキテクチャーの提案
始めは小規模でも、ビジネスの成長段階に応じて容易に拡張やアップグレードが可能なアーキテクチャーの設計と構築を行います。これにより、初期投資を抑え、将来の拡大にも対応することができます。
スモールスタート時の運用支援
リソースの限られた環境下でも効率的にシステムを運用できるように、必要最低限の機能から始め、データの収集・分析・運用の自動化を含めて全面的にサポートします。これにより、コストを抑えつつ、確実にビジネスを拡大できる基盤を築くことができま す。
業務フローの提案と検証支援
広告サービスにおける業務フローを実績をもとにご提案、あるいは既存業務を詳細に分析し、効率化と最適化を目指す新たな業務フローの提案と検証を行います。広告サービス開発および運用の支援の実績から低コストで運用できるオペレーションを提案、検証を行います。
プロフェッショナルが支援
取締役
伊藤 孝
TAKASHI ITO
1977年生まれ、東京都出身。ベンチャー企業にてプログラマーとしてキャリアをスタート。物流や会計などのプロジェクトに携わった後、2006年に現経営陣とともにEVERRISEを創業し取締役就任。起業後もアドテク領域で多数のプロジェクトでマネジメントとして実績を積む。現在は主にコンサルティングおよび営業を担当。
よくあるご質問
Q.
どのようなデータが広告ビジネスに活用できますか?
A.
顧客の購入履歴、webサイトの訪問履歴、ソーシャルメディアのエンゲージメントデータ、カスタマーサポートの問合せ内容などがあります。
Q.
コンサルティングの費用はどのくらいですか?
A.
提供するサービスの内容や範囲によって異なります。具体的な費用については、お問合せください。