自社サービス(SaaS)のシステム的な特徴
システム観点でのSaaSは、マルチテナント・継続的アップデート・従量制(アカウント数、利用数など)・サブスク リプションという特徴があります。これらを実現するためには、クラウドインフラ / アーキテクチャー・アジャイル開発・DevOps・セキュリティ / アクセス制限などの4つの技術要素が必要です。
自社サービス開発における課題
webアプリケーションを開発する際に、以下のような課題に直面する企業は多いです。
サービス立ち上げのスピード
新規サービスを迅速に市場に投入することは、ユーザーのフィードバックを受けながら製品をいち早く改善可能なので、事業成功の勝敗を分ける重要な要素です。
サービスのコア機能選定
ユーザーが求める価値を提供するコア機能の選定は非常に重要です。この選定を間違うと、また一から作り直すことになります。
4つの要素を満たす技術選定
技術選定は、サービスの将来性や拡張性に大きく影響を与えます。開発スピード、メンテナンスの容易さ、コミュニティの活動性、情報の豊富さなどさまざまです。
解決方法
これらの課題の解決方法としては以下の方法が挙げられます。
自社サービス立ち上げ経験者の活用
自社サービスの立ち上げ経験を豊富にもった人材を活用することで、最短距離で、かつ不要なリスクを減らしてサービスインすることができます。
近しいサービスの開発経験があるベンダー活用
どんなサービスも近しいサービスは存在しており、それらを構築した経験のあるベンダーを活用することで差分のみのサービス理解で済み、品質の良い開発が可能です。
技術選定
要件に基づいて最適な技術スタックを選定することが重要です。プロトタイピングなどを通じて技術の適合性を評価することが効果的です。
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EVERRISEは、超大量アクセス・超大量データを扱う高可用性システムの構築を強みとしています。
10年以上にわたるマーケティング・アドテクの技術提供の実績をもとにお客さまのビジネス課題を解決します。
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EVERRISEによる自社サービス開発
EVERRISEでは、企業のビジネスニーズに合わせて製品やサービスの構築を行います。
自社サービス開発に最適なアーキテクチャーのご提案
4つの技術要素を満たす最適なインフラおよびアーキテクチャー構成を提案します。
素早いサービスのコア機能開発
アジャイル型開発、モックアップ開発などの手法により、素早く最小限のコア機能だけをリリースし、継続改善に繋げていきます。
自社サービス維持に最適な運用フロー・体制のご提案
自社サービスの維持および運用コストを最適化する運用フローのご提案とその実行体制をご提案します。
EVERRISEが自社サービス開発をサポートする強み
EVERRISEは、自社でもSaaSを開発しているため経験豊富です。
よくあるご質問
Q.
マルチテナント対応のメリットは何ですか?
A.
マルチテナント対応により、複数の顧客が同一のシステムを共有しながらもデータが分離されて管理されます。これにより、コスト効率が向上し、スケーラビリティのあるサービス提供が可能になります。
Q.
継続的アップデートの重要性は何ですか?
A.
継続的アップデートにより、常に最新の機能とセキュリティパッチを提供できます。これにより、顧客満足度を維持し、セキュリティリスクを低減します。
Q.
従量制モデルの利点は何ですか?
A.
従量制モデルでは、顧客が実際に使用したアカウント数や利用量に基づいて料金が決定されるため、柔軟で公正な料金体系を提供できます。これにより、顧客にとって利用しやすくなり、顧客のニーズに応じたサービス提供が可能です。
Q.
サブスクリプションモデルの利点は何ですか?
A.
サブスクリプションモデルにより、定期的な収益が確保されるため、安定したビジネス運営が可能になります。また、顧客は一定の料金でサービスを継続利用できるため、長期的な関係を築きやすくなります。