アドテク

DoubleClick for Publishers をカスタマイズして利用しよう!

by EVERRISE DXブログ編集部

こんにちは、伊藤です。

ネタが溜まっていたので、ブログを連投です。

今回のネタは、DoubleClick for Publishers、通称「DFP」についてです。

弊社では、DFP を利用した開発案件が非常に多いので、DFP について基本的なことをまとめておきます。

追記 2015.01.30

DFPに関する追加情報で新しい記事を更新いたしました。こちらが最新情報となっておりますのでぜひご覧ください!

DoubleClick for Publishersをカスタマイズして利用しよう!その2

そもそもDFPとは何?

「そもそもDFPとは何?」と言う方も多いと思いますので、まずは、この辺を見ていただけますと。

DoubleClick for Publishers(DFP)

Googleが提供する最強ADサーバー「DFPスタンダード」を使って広告運用を最適化しようの巻
※現在はページが削除されてしまったようです

簡単に言えば、誰でも気軽に利用することが出来る広告配信サーバです。

自社のサイトへ広告を出せるのはもちろんのこと、使い方次第では独自アドネットワークも作れる、凄いサービスです。こんなサービスが「月間9000万Impsまで無料」で使える!!!凄い!凄すぎる、Google!

どんなことが出来るのか?

もうちょっと詳しい使い方を知りたい方は、こちらで。

誰でも使える DFP スタンダード

そして、DFPを使うと、以下のBlogトップでも述べられていますが、「純広告と広告ネットワークの組合せ」配信が可能となります。

純広告も扱うサイト運営者向けソリューション–Googleの「DFPスタンダード」

当然、純広告が売上としては高いので、そちらが優先して露出されます。その純広告から余った広告枠在庫があれば、それが自動的にアドネットワークへ流れていきます。これを当たり前だと思っている人達には、極めて当たり前の運用なのですが、こういうことが特に難しい設定なく簡単に出来てしまいます。

ちょっと前の事例ですが、収益3倍だとか・・・

DFP の使用により 収益 が 3 倍 増加 – 「オートスポーツ web」事例

やっぱりすごいですね、Google!

純広告の敷居が高いメディアさんは、とりあえずは、気軽に「アドセンス」代わりとして始める事も出来ます。

広告配信ソリューション「DFPスタンダード」覚え書き、とかあれこれ

【閑話休題1:広告配信の優先度について】

広告配信がどのような優先順位づけをされて表示されているか、ご存知でしょうか?

もちろん、ユーザが設定した優先順位で広告は配信されます。ただし、設定した優先順位が同列であっても、内部的には別の優先順位が付けられます。そのロジックは「1回の広告配信に対して一番利益を生む広告が優先」して表示されるというものです。これを一言で表すと「eCPMで最適化されている」となります。(もちろん、その他色々なルールも考慮されてます)

どんなことが出来るのか?をもうちょっとマニアックに知りたい方へ

当然の事ですが、配信設定は、かなり柔軟にできます。たとえば、カスタムターゲティングです。

詳しくは、ヘルプの以下の記事をお読みいただければ、理解しやすいです。

カスタム ターゲティングについて

また、第三者オーディエンス セグメントも利用可能です。

第三者オーディエンス セグメント

独自データ、外部データで配信してみたい方は、こちらを使えば可能になります。DFP × 外部 DMP の利用例ですと、最近では、これが一番良い使い方かと思います。

Intimate Merger × Doubleclick for Publisher = 顧客属性別カスタムアドサーバー
※現在はページが削除されてしまったようです

また、配信した結果を元に、詳細な独自分析をかけたい方などは、生ログ提供も実施しているので、そちらを利用すれば良いかと思います。

データ転送レポート

ただし、1点だけ大きめな問題がありまして、スタンダード版では、コンバージョン計測やリマーケティングが出来ません。ここら辺は、やや工夫が必要になってきます。(素直にプロ版を利用した方がいいですね)

コンバージョン トラッキング

まだまだ、色々なことができるので、もっと詳しく知りたい方は、色々とヘルプを漁ってみてください。(または、当社にお問い合わせください!)

3PAS としての DFP

配信サーバとして使えて、生ログが取れるということは・・・

はいその通りです!第三者配信としても利用できます!

当然、Google社製で実績が高いので、ほぼどこでも出せるはずです!

第三者配信 → 生ログ取得 → 独自分析 → 最適化配信 → 第三者配信 → ・・・と、なるわけです。

ただし、データ転送レポートはスタンダードだと利用は無理だった気もします。また、ログ提供は有料だった気もしますので、この辺はGoogleに問い合わせていただけますと(汗

こんな使い方が、かなりの低価格で出来てしまうあたり、またまたGoogle恐るべしです!

【閑話休題2:3PASで一番利用されているものは?】

私が知ってる範囲内だと、DFP・DFA を合わせたら、日本で一番使われている 3PAS な気がしますが、実際はどうなんでしょうか?やっぱり、Fringe81さんのdigitalice(デジタリス)が一番なのかなぁ?

なぜカスタマイズが必要なのか?

やっと本題です。

上記までの記載は、DFP のマニュアルやら、まとめページなどを探せば、いくらでも載っています。

ここまで自由にできる DFP なので、そのまま素で利用すればいいのですが、「出来ないこと」「苦手なこと」がいくつかあります。それを解消するのが、我々 EVERRISE が提供する「DFP カスタマイズサービス」です。

DFPカスタマイズサービス - それっぽい名前をつけていますが、実際は単純なサービスです。「APIを使って色々なことが出来ますよ!実現のお手伝いをしますよ!」というものです。

具体的には、以下のようなことが可能です。DFPが苦手としているというか、そもそもサポートしてないところです。

1.独自ドメインで広告配信する

ニーズは少ないと思いますが、広告配信にDFPを使っていると思われたくない場合は、独自ドメイン設定したサーバを経由して広告配信をさせることが可能です。(もしかしたら、DFPに独自ドメイン配信オプションあるかもです、、、あったらすみません 汗)

2.独自管理画面を公開したい

Googleでは、DFP管理画面のカスタマイズは、やってないと思います(え~っと、ですよね?)。また、機能が豊富な分、やや使いこなすまで時間がかかります。そういった悩みは、APIを使って独自管理画面を構築すれば、解消可能です。

3.特殊フォーマットの広告を出したい、特殊な計測をしたい

DFP では、無限に近いほど様々な広告フォーマットに、標準で対応しています(スマホサイトなども当然対応済み)。

詳しくは、以下のヘルプを見て下さい。

クリエイティブ テンプレート

動画広告も標準で対応していたりします。

動画広告の概要

ただし、どんなフォーマットでも出稿可能だと言うことは、その分、非常に複雑な仕組みになっています(理解して使いこなすまで、時間がかかる)。また、特殊クリエイティブを何とか出稿出来たとしても、そのクリエイティブに合わせた計測は出来ない上、クリエイティブの差し替え作業、その管理などが困難を極めます。そういった作業負荷、作業ミスのリスクを回避するためにシステム化が望ましいです。

【閑話休題3:なぜ、独自フォーマット広告にするのか?】

広告フォーマット(バナーサイズ)は、IAB、JIAA により、標準や推奨が出されています。当然、その仕様に乗っ取る方が、広く流通されます。

ただし、今の広告の形は、まだまだ発展途上です。

表示するサイトや人に合わせて、フォーマットが自在にできれば、もっと効果が高く、もっと人に心地良い広告になるかも知れません。特にスマホ広告には、開拓の余地がかなり残されています。

4.レポーティングを楽にしたい

3PAS な使い方ですが、広告配信を DFP で一元管理して、DFP からレポートデータを一括で取得可能です。一部のデータは、配信プラットフォーム側からしか取れないものもありますが、基本的な配信結果は全て管理可能になります。

様々な管理画面を利用せずとも、1つの管理画面で配信結果取得が済み、しかも、APIを利用すれば、独自レポートも自動的につくれます。非常に便利ですね!

5.特殊分析(ログ集計)がしたい

こちらも 3PAS な使い方ですが、DFP を独自分析のベースとなる配信ログ取得につかえます。ただし、独自分析までは DFP では出来ないので、Google BigQuery へ接続して、大量のログデータを高速に分析させるなど、カスタマイズが必要になります。(もちろん、Amazon Redshiftなども可です 汗)

他にも様々な利用方法、カスタマイズニーズがありますが、長くなりすぎるので、別の機会に!

まとめ

DFP を長年触っていますが、いまだに「凄い!」と思うことが多いです。本当に素晴らしい配信サーバだと思います。

ただし、それはあくまで1技術者目線であって、実際に運用をされている方には、使い勝手が不評だったりする部分もあります(これは、何でも対応可能で、しかもグローバル製品なので致し方ないかと・・・)。そういった問題に、我々ソリューションプロバイダとしては答えて行きます。

新しい取り組みをするにしても、「まずはDFPを利用して広告を出す!」が最初の一歩です。

実際の配信運用を始めるにあたり、「広告ユニットをどう設計するんだ?」「ターゲティングはどう設定するんだ?」といった基本的な事からご相談に乗ります。他にも色々と公開できない事例、実績もございまので、お気軽にお問い合わせください!(宣伝オチでした)

追記 2017.03.15

DFP カスタマイズをご紹介した記事で大変恐縮ですが、、
この度EVERRISEはアドサーバーのソースコードライセンス販売を開始いたしました。

アドサーバー『ADmiral(アドミラル)』

サービスサイトURL:https://ad-miral.com/

DFPのカスタマイズよりも更に細部までご希望どおりにカスタマイズが可能となっております。

広告主様向けの管理画面もベーシック機能として実装しております。

独自データを使った、特殊なターゲティングを実現したい場合、他システムと連携したい場合などはご要望にお答えできるかと思います。

是非DFPカスタマイズと合わせてご検討いただけますと幸いです。

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この記事を書いた人:EVERRISE DXブログ編集部

「攻めのDX」をサポートする株式会社EVERRISEのブログです。