2013.08.25

SSPツール利用時の広告配信の流れ

SSPツール利用時の広告配信の流れ

本記事では、SSPの広告の配信について少し掘り下げて紹介します。

関連:SSPでより高い収益を広告枠から得られる?

広告配信の流れ

アドネットワークを利用した広告配信では広告効果測定の技術 で書いたような流れで配信されます。

では、SSPを利用して広告配信する場合、流れと配分数の計測はどうなっているのでしょうか?

簡単に流れを紹介すると以下のようになります。

  1. ユーザーがメディアにアクセスする
  2. SSPの配信サーバへリクエストが飛ぶ
  3. 配信比率設定等により、表示されるネットワークが選ばれる
  4. SSP配信サーバからの該当ネットワークの広告タグが返される
  5. 該当ネットワーク広告配信サーバに広告がリクエストされる
  6. 配信サーバが広告を返す
  7. 広告が表示される

5以下の流れはアドネットワーク時の配信と同じです。SSPでは、2~4の流れが新たに増えています。

2.で、SSPの配信サーバへリクエストが来ると、次の3.の段階で、配信比率に沿って表示するアドネットワークが選択されます。 そして4.で、選ばれたアドネットワークの広告タグが返されるとともに、そのネットワークの配分数を1カウントします。

配分数 ≒ インプレッション

さて、ここまでインプレッション(imps)と言う言葉を使わず配分数と書きました。

SSPではimpsとは言わず、配分数と呼ぶのです。

同じじゃないの?と思われる方もいるかもしれませんが、配分数とインプレッションは、数値も意味合いも違います。

実際にアドネットワークのレポートを見るとインプレッションという言葉で表現されていますが、SSPのレポートでは配分数となっているはずです。

計測方法

それでは、配分数の2つの計測方法とともに、配分数とインプレッションが何故違うのか説明しましょう。

リクエスト型の配分数

リクエスト方は一般的な計測方法です。

上記の流れで説明しますと、4.の時点でSSPでは配信比率で選ばれたアドネットワークのタグを返すので、そのネットワークの配分数を1増やします。

しかし、そのカウントが終った後に、通信回線が切れたりブラウザバックすると、該当アドネットワークに広告リクエストが行かないまま、流れが止まる事があります。

そうなると、SSPでは配分としてカウントされたが、アドネットワークにはリクエストが来ていないので、配分数 ≒ インプレッション となるのです。ですので、インプレッションを全体で見てみると、「メディアのimps >= SSP のimps(配分数) >= アドネットワークの imps」という見え方になります。表示回数が多ければ多いほど乖離が生まれます。

ビーコン型の配分数

ビーコン型は、7.の広告表示後にSSPのサーバへビーコンを送信します。

広告が表示された後すぐに送信するので、実際に表示された回数と限りなく近い値を計測できます。

ビーコン計測でインプレッションを全体で見ると、「メディアのimps >= アドネットワークのimps >= SSPのimps(配分数)」になります。

まとめ

配分数 ≒ インプレッションだと言うことがお分かりいただけたでしょうか?

一見同じ意味の様なワードでも、意味が少し異なることはありますので、一度調べてみるとよいかもしれませんね。また、上記2つの計測方法は、SSPレポートでの見え方が違うだけで実際のアドネットワーク impsは変わりませんので覚えておいてください。

事例:SSP(サプライサイドプラットフォーム)の開発・構築

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