2015.04.16

リッチメディア広告(動画含む)を流行らせるためのシステム施策

リッチメディア広告(動画含む)を流行らせるためのシステム施策

今後、リッチメディア広告(動画含む、以後同じ)を業界的に流行らせるために、システム的に機能が充実していることは重要です。本記事では、既存の配信プラットフォームに何の機能を付加して行けば良いのか、必要な施策を考えてみました。これでも不足している機能も多数あるかと思いますが、ご参考までにどうぞ。

リッチメディア広告とは

リッチメディア広告と言うもの自体を知らない方も多いかと思います。そこで、いつもお世話になっている「e-Words」様より抜粋させていただきます。

インターネット上の広告に、音声や動画を用いたり、ユーザからの応答を受け付けられる仕組みを付加したもの。 従来からあるバナー画像などのネット広告では、静止画像や文字が用いられてきたが、インターネットの回線容量の増加やパソコンの性能の向上により、動画や音声を使用したネット広告が使われるようになってきた。 引用:http://e-words.jp/w/リッチメディア広告.html

要するに、静止画やテキスト広告に比べて、表現方法がリッチな素材の広告(クリエイティブ)ということです。

インタラクティブ広告とは?一歩先を行くオンライン広告」の記事も合わせてご覧いただけると、もう少し詳しくお分かりいただかるかもしれません。

リッチメディア広告に求められること

そもそも、リッチメディア広告に求められることは何でしょうか?「広告であっても、より良いクリエイティブを提供していく」という命題はあれど、テクノロジー視点で見ると以下のように整理されます。

  • 注意喚起の向上:いかに人目を引くか
  • 興味関心の向上:いかに宣材を気に入ってもらうか
  • 共感による拡散:いかに宣材を拡散してもらうか
  • 送出先の最適化:クリック遷移先が最適なものに切り替わる
  • 非遷移でのコンバージョン:広告素材内でコンバージョンさせる

一つ一つは、後ほど説明します。これらが強化されることが、リッチメディア広告システムには求められます。

リッチメディア広告の問題点

求められている機能は、すでに実現できているものばかりです。ただし、そこまで流行していないのも現実です。

そこで、現在のリッチメディア広告の問題点も整理しておきます。

  • 良い配信面が少ない(主に動画媒体)
  • 配信プラットフォームが未対応
  • クリエイティブ制作コストが高い(制作者が少ない)
  • スマートフォンでの端末依存がある
  • 動画視聴の途中離脱が多い

上記した問題については、事の大小はあれ異論は無いかと思います。「問題が多いから流行らない」という訳ではありませんが、システムとしては、これらを少しでも回避する必要があります。

システム側のアプローチ

それでは、それぞれの個別事象について、システムとしてはどのようにアプローチすれば良いのか?一つ一つ整理して説明します。

求められる機能

注意喚起の向上

rich ad 01

(引用元: http://showcase.sizmek.com/demo/bmw-serie-1-lci

いかに人目を引くか?は、クリエイティブの配置、動き等が大きく影響します。こういった大胆な配置が可能なことが、配信サーバに求められます。

興味関心の向上

rich ad 02

(引用元: http://www.richmediagallery.com/detailPage?id=7999

バナーへマウスオーバーすると、バナー自体が拡大して、その中にスライドショーが始まります。そのスライドを見終わることで、よりその商品に対する興味を向上させることができます。 (アンケートに答えていくなど、さまざまなものがあります)

共感による拡散

rich ad 03

(引用元: http://www.richmediagallery.com/detailPage?id=8091

宣伝動画や画像の上に、SNSへのシェアボタン等が配置されます。これにより、気に入った宣材を、容易にシェアさせることができます。

送出先の最適化

rich ad 04

(引用元: http://www.richmediagallery.com/detailPage?id=8197

バナーの車が気になったとして、その車の色を選ばせれば、もうちょっと詳細を見てみようかな?と思わせられます。その際に、遷移先ページで、自分が選んだ色が反映された車の見積額が表示されていたら、嬉しいですよね?そういった遷移先との連動ができます。

非遷移でのコンバージョン

rich ad 05

その場でホテル予約や、商品購入申込みができる広告クリエイティブを指します。外部の別システムとの連動も可能で、その場でコンバージョンさせられます。

問題点

良い配信面が少ない(主に動画媒体)

rich ad 06

(引用元:http://mag.sendenkaigi.com/hansoku/201502/promotion-mobile/004437.php

スマートフォンアプリのアプリ内に動画枠が増えてきています。また、ニュースアプリの一部が動画広告になっているケースも多いです。アプリに対して、動画配信SDKを配布することで、動画媒体のみならず、動画広告枠を広く適用させることができます。

配信プラットフォームが未対応

動きのあるクリエイティブや、動画などは配信サーバが対応していないケースが多いです。その場合は、第三者配信サーバを利用することで、カスタマイズされた広告タグからリッチな広告素材が表示できます。

クリエイティブ制作コストが高い(制作者が少ない)

動きのあるクリエイティブや、動画になると、どうしても制作コストが高くつきます。そこを回避するために登場するのが、リッチアドの制作サービスです。

具体的には、以下のエントリーでまとめたようなサービスが存在しています。

リッチアド制作ツール系サービスまとめ

スマートフォンでの端末依存がある

端末によっては、動画再生がおかしくなる、デザインが崩れるといった問題は必ず発生します。残念ながらこの問題は、地道に問題を潰していくしかありません。

広告を配信するうえでは、デザイン崩れと言うちょっとした問題なのですが、意外とこういうところが各社の重要なナレッジだったりします。

動画視聴の途中離脱が多い

再生までの待ち時間が2秒以上あると人は離脱していくそうです。また、短尺動画であればあるほど見てもらえるらしいです。そのため、短尺の広告動画をアプリ内にキャッシュさせておき、見られた瞬間から自動再生させることで、見てもらえる可能性が高まるようです。

まとめ

いかがでしょうか?

リッチなクリエイティブを、ただ単純に配信するだけではなく、少しでも流行らせようと、各社様創意工夫をしています。弊社では、こういった配信サーバや広告SDKを作ることが可能です。

リッチな広告体験を提供するために、弊社でもさまざまなお手伝いをさせていただいております。ご要望ございましたら、気軽にお申し付けください。

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