最近、リッチアド系が熱くなり始めてます。本記事では、リッチアドの中でも、制作ツール系サービスにフォーカスして紹介します。
リッチアドが注目されている
リッチアドとは何か?についてですが、詳細な説明は割愛しますが、要約しますと、以下のような広告全般をさします。
- 広告素材の一部に動画が埋め込まれている
- ユーザーのマウスオーバーで動いたりする
- 広告内でゲームができたりする など
リッチアドを用いる理由は、通常のバナー広告より、認知やクリック率が高くなりやすいためです。「最適化の最大の変数はクリエイティブである」と言われて久しいですが、最近はどんどん進化して行っていますね。
もうちょっと詳細を知りたい方は、後ほど、以下のURLを見ていただけますと。
※クリエイティブの種類 http://www.sizmek.com/assets/specs/RichMedia_JP.pdf(PDF)
それでは、さっそくどうぞ。
Googleの「DoubleClick Studio」
http://www.google.com/doubleclick/studio/homepage/
Googleの方から聞いた話ですと、今、相当力をいれてらっしゃるようです。その証拠として、リッチメディアのギャラリーサイトもリニューアルされました。(2015年2月中旬)
http://www.richmediagallery.com/
オンラインアドの最大手が、力を入れていると言う事は、これから業界的にそのように流れるでしょう。リッチアドの中では、もっとも注目のサイトです。
GoldSpot Mediaの「miSpot」
https://corp.fluct.jp/service/publisher/goldspot/
簡易に作れるリッチアドといえば、ここのサービスでしょう。
リッチアドのテンプレートが非常に豊富です。どんな、クリエイティブ挙動があるのか、一覧で見れて非常に勉強になります。
ヒトクセの「Smart Canvas」
個人的に、ヒトクセの方とは、一緒に勉強会を実施させていただいたり、事務所がご近所と言う事もあり、一番注目のサービスです。優秀で若い方々ばかりですし、日本発で世界に飛び出ていって欲しいです。
celtraの「ADCREATOR」
http://www.celtra.com/adcreator/ads
HTML5広告形式で、各種モバイルプラットフォームやデバイスに最適化されているようです。そして、サイトの紹介が詳細で良いですね。好感が持てます。技術者が好きな感じのインターフェースで、調べたツールの中では一番使ってみたいツールでした。
InMobiの「InMobi Studio」
http://japan.inmobi.com/products/studio/
サイトを見ても、あまり詳しくは分かりませんでしたが、こちらも面白そうなサービスです。
Ad Galleryを見るに、さまざまなことができそうですし、簡単そうです。ちょっと前に記事になっていた「ネイティブ広告」も、管理画面から簡単に行けそうですね。
http://appmarketinglabo.net/inmobi-nativead/
ソフトバンクの買収ニュース以降、あまり日本では名前を聞きませんが、面白そうなサービス群を持ってますね。
Mobile360の「RICH MEDIA ADS」
http://www.richmediaads.com/jp/solution
※現在削除されてしまったようです
サイトを見ても詳しいことが、わかりません。まだ、日本でサービスインして、1年半も経ってないんですね。詳細は分かりませんが、クリエイティブ制作ツールサービスを出されているようですので、ピックアップさせていただきました。
まとめ
今回、いろいろと調査して分かったことがあります。
オンライン広告において、オーディエンスと接触する面(媒体)と同などに、クリエイティブも重要にもかかわらず、日本のリッチアドに関しては、まだまだ未成熟と言った感じでした。広告の出稿単価が安く、リーチ数がTVCMなどに比べると低いことから、クリエイティブに予算投下されてこなかったからでしょうか?
これからの、ブランド利用を考えるに、クリエイターも、テクノロジー系企業も開拓の余地が大きそうです。
余談ですが
弊社では、リッチアドのアドネットワーク構築なども請け負っております。これから注目の分野なので、ご興味あればぜひお問合せください。