2013.08.22

買った人限定!マストバイキャンペーンにおけるアドテク活用

買った人限定!マストバイキャンペーンにおけるアドテク活用

本記事では、マストバイキャンペーンとアドテクについて説明します。

マストバイキャンペーンの仕組み自体は、直接アドテクとは関係ないのですが、ここにもアドテクが使えるので、その辺について説明します。

マストバイキャンペーンって何?

購入者限定で、プレゼント配布や、応募資格を与えたりするプロモーションのことをマストバイキャンペーンと呼びます。景品表示法では、クローズド型キャンペーンと呼ばれたりもします。

昔からある馴染みのキャンペーンとしては、商品に応募シールが付いていて、そのシールを一定枚数集めて企業に送ると景品が当たるというヤツです。「ヤマザキ 春のパンまつり」「サントリーBOSSボスジャン」などが、有名ですね。

アドテクとマストバイキャンペーン

スマートフォンや電子マネーの普及に伴い、マストバイキャンペーンの仕組みや配布景品が、かなり変わってきています。

スマートフォンの例でいうと、LINEが「LINEマストバイ」というプロモーション商品を提供しはじめました。購入された商品にシリアルコードが付いていて、そのコードをLINEアプリの専用画面で入力すると、無料でオリジナルスタンプがダウンロードできる仕組みのようです。

また、電子マネーの例でいうと、電子マネー利用ユーザーに向けたマストバイキャンペーンができるようです。キャンペーン商品を電子マネーで購入された場合、その電子マネーの会員登録時に設定されているメールアドレスへ、景品応募用URLを送付する仕組みです。

こうなってくると、一切人手を介さないで、マストバイキャンペーンができてしまいます。

これからの活用方法

本来、景品を配布する目的は、景品の魅力によって商品を買ってもらいたいという面と、購入者の個人情報を手に入れる(住所など)という面がありました。しかし、景品自体がオリジナルスタンプやURL送付と変わった場合、景品配布コストは下がりますが、個人情報を手に入れるという目的は達成しにくくなります。これでは、魅力が半減です。

そこで、その問題を解消すべく現れるのが、オーディエンスターゲットです。オンライン上での景品配布であれば、そのサイトに到達した際にユーザーを一意に特定することができ、今後の広告出稿時のターゲットとできるわけです。これは、魅力的なことではないでしょうか。

まとめ

いかがでしょうか?オーディエンスデータを用いたターゲット広告にはさまざまな可能性があります。詳細についてはまた別の機会にご紹介しましょう。

EVERRISEでは、より効果の高いターゲッティング広告のプラットフォームやターゲッティングのためのデータを蓄積するDMPの構築を承ります。お気軽にお問合せください。

Related Post

関連記事