本記事では「オンライン広告の購入」について紹介します。オンライン広告も「商品」ですので、購入することができます。
ただし、コンビニでお菓子を買うように、簡単に購入することはできません。購入するためには、いくつか事前に用意する必要があります。その要素を説明します。
広告購入に必要な要素
最低限必要な要素は、以下の5つです。
- メニュー
- 予算
- 期間
- 条件
- 素材
これらが揃って初めて広告は購入できます。
5つの要素というと難しく聞こえますが、一言で表すと、以下のようになります。
「どの広告商品を、いくらで、どのくらいの期間、どういった条件で、何を見せるか?」ということです。
広告を配信するためには、当然必要な要素ですね。
では、それぞれの要素について説明していきます。
5つの要素
1.メニュー
広告商品のメニューです。
リスティング広告、ディスプレイ広告、アフィリエイト広告、etc…さまざまなメニューがあります。
ここで決めたメニューによって、購入先が変わってきます。
メニューの詳細については、ここでは割愛させてもらいます。
2.予算
広告を表示するのに「いくら使うのか」を決める必要があります。
予算を決めない買い方もありますが、通常は定額のものを購入するか、予算の上限を決めて購入します。
3.期間
いつから、いつまで広告を表示したいかを決めます。
開始タイミングだけは必須ですが、終了は未定のまま購入することもできます。止めたいときに止めたり、予算を使い切ったら止めるといったことができます。
4.条件
条件はさまざまなものがあります。
商品メニューによっても違いますし、同じ商品メニューでも取り扱っている企業によって違いがあります。
ここでは、代表的な条件だけ説明します。
- カテゴリ:メディアサイトのカテゴリを指定することができます(ニュース系、コスメ系だけなど)
- 地域:東京、大阪だけ表示したいといったことができます
- 時間帯:12時~15時の間だけ広告を表示したいということができます
- ブラックリスト:指定のサイト、エログロ系サイトには出したくないという指定ができます
条件を切り替えることで、広告の効果を改善することができます。いわゆる最近流行のターゲティングと言われるものです。
ターゲティングの詳細も、ここでは割愛させてもらいます。
5.素材(クリエイティブ)
広告を配信している間、何を見せるかを決める必要があります。
テキスト広告の場合はテキスト、画像広告の場合は画像、動画広告の場合は動画、ですね。最近では、素材自体を自動生成してしまうものもありますが、基本は用意する必要があります。これらの要素をまとめて「キャンペーン」と呼ぶことが多いです。オンライン広告を購入する=キャンペーンを作る、と表したりもします。