2013.07.29

アドテク導入の4つの目的

アドテク導入の4つの目的

本記事ではアドテクを用いて「何を目指してるのか?」について説明します。現在のところアドテクで「何を目指してるのか?」は大まかに4つに分類することができると考えています。

1.広告主の投資対効果の最大化

1つ目は、広告主の投資対効果の最大化です。広告主とは広告を出したい会社さんですね。例えば○○万円の予算でいかに最大の広告効果を上げるか!といった事が、これに当たります。これができると、お金を出す広告主に「もっとお金を出しても良い!」と判断させる事ができるわけです。例えばターゲティング広告やDSPなどがまさにここの技術です。

2.媒体者の広告収益の最大化

2つ目は、媒体者の広告収益の最大化です。媒体とはメディア、特にインターネットメディアの事です。例えば新聞会社のwebサイトだったり、2ちゃんまとめサイトなんかもメディアですね。基本中の基本であるアドサーバー(広告配信サーバ)は、媒体に収益をもたらすためのものですね。HTMLに広告画像を1枚1枚貼り付けるという昔ながらのやり方から解放されたのは、革命的だったことでしょう。

3.ユーザーに役に立つ広告への最適化

3つ目は、ユーザーに役に立つ広告への最適化です。広告というと不快なイメージを持っている人もいるかもしれませんが、アドテクを駆使すればユーザーに役立つ広告を、必要とする人に、必要とする時にピンポイントで出す事が可能です。例えばリスティング広告はまさに役立つ広告の代表格でしょう。自分で調べたキーワードに紐付いた広告が最適なものから表示されます。 その他にディスプレイ広告でもこのような最適化がどんどんすすんでいます。うちの社長なんかは脱メタボ広告とお見合い広告が表示されまくって毎日怒ってます。必要性っていうのは本人がきづかないと意味がないんですね。これはアドテクにとって深い教訓です。うーん深い。。。

4.広告運用コストの最小化

そして最後が、広告運用コストの最小化です。これはこれまでの3つとは毛色の違う視点ですが、インターネット広告を正しく効果的に運用するのは大変に手間のかかる事なので、それらを最小限に抑える技術というのは大変高い需要があります。 現在、ネット広告はどんどん売れるにも関わらず、それを実際に運営するコストが高すぎて仕事をとればとるほど儲からない!というような悪循環に陥っている広告代理店さんも多いのです。 例えばタグマネジメントシステムなどがそのような目的のために存在します。

まとめ

いかがでしょうか?さまざまな技術、さまざまなキーワードがありますが、それらが大まかにはこのような目的で存在しているのです。新しい方式はどんどんと生み出されていきますが、基本的にこの構造で考えるとスッキリするのではないかと思います!

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