本記事では、オンライン広告の種類について、紹介します。種類の数は、かなりあるので、すべて説明することはできません。ただし、いくつかの要素で分類することができます。その分類だけ覚えてしまえば、大体の商品は理解できます。
では、さっそく、分類を説明します。
予算種別
商品ごとに、予算の消化方法が違います。大雑把に分けると以下の2つに分かれます。
- 定額型
- 消化型
定額型は期間と表示回数を保証した商品で「1週間100万インプレッション保証30万円」といった売り方をされています。
消化型は従量課金の商品で「予算上限30万円で1回クリックごとに50円」といった売り方をされています。
課金形態別
上記でクリック課金を例示しましたが、課金の形態には3種類あります。
- クリック課金
- インプレッション課金
- コンバージョン課金
それぞれ単価を決めて購入するのですが、インプレッション単価をCPM(Cost Per Mille ※milleは1000回の意味)、クリック単価をCPC(Cost Per Click)、コンバージョン単価をCPA(Cost Per Action ※actionはコンバージョンの別称です)と呼びます。
先ほどの例を言い直すと「予算上限30万円でCPC50円」となります。
素材別
素材は主に4つに分類されます。
- テキスト
- 画像
- 動画
- その他(上の3つに分類されない)
商品ごとに、テキストのみ出稿可能、動画のみ出稿可能、テキストと画像が出稿可能、何でも出稿可能といったように、出せる素材に制限がかかります。
表示デバイス別
表示デバイスは、以下の4つに分類されます。
- PC
- スマートフォン
- モバイル
- スマートフォンアプリ
デバイスが異なると、出稿する素材サイズや条件が異なったりします。
出稿条件別
出稿条件は、商品ごとに異なるといっても過言ではない要素ですが、大きく分けると3つに別れます。
- メディアターゲティング
- オーディエンスターゲティング
- ターゲティングなし
メディアを限定するか、オーディエンス(ユーザ)を限定するか、まったく限定しないかの、どれかを選択できます。
ターゲティングありは高価ですが、配信効果は高くなります。
ターゲティングなしはユーザーを選ばず広い範囲に広められますが、効果が低いです。
まとめ
いかがでしょうか?オンライン広告の商品メニューのイメージが付きましたでしょうか?
広告の目的に応じて、うまく使い分けると、効果が何倍も違ったりします。目的に応じた、商品の使い分けの詳細は次回以降に紹介します。