マーケティングDXにおけるテクノロジー支援を行う株式会社EVERRISE(本社:東京都港区、代表取締役:倉田宏昌)は、自社で開発・提供するCDP「INTEGRAL-CORE(インテグラルコア)」について、セッション構築機能をアップデートしたことをお知らせいたします。このことにより、顧客の一連の行動をより分析・理解しやすくなりました。
より柔軟な顧客分析を実現するセッション構築機能をリリース
CDP「INTEGRAL-CORE」とは
CDPは顧客理解を深めることを目的としたマーケティングシステムで、弊社のCDP「INTEGRAL-CORE」は下記のような特徴があります。
- 顧客に関するデータをノーコードで統合
- 統合データをノーコードで加工・セグメントを作成
- SQLを書いて実行できるジョブ機能を搭載し高度なデータ加工にも対応
- 統合データを外部連携機能でBIでの分析やMAやCRMでのマーケティング施策に利用
- 国産CDP・自社開発システムならではの総合支援体制
近年、攻めのDXや顧客体験向上の重要性がさらに高まっていて、顧客目線でのコミュニケーション戦略の構築が求められています。その中で、INTEGRAL-COREは、オンライン・オフラインデータを組み合わせることで可能となる顧客理解から顧客インサイトを導き出すために必要な環境を整えるため、さらなる機能の拡充に努めています。
【新機能】ユーザー行動を特定の条件で集計・分割するセッション構築機能をリリース
今回のアップデートで、INTEGRAL-COREにセッション構築機能を追加しました。
セッション構築機能における「セッション」とは、各チャネルにおけるユーザーの一連の行動を指します。具体例として、webサイトに訪れてから離脱するまでの行動や実店舗における初回来店から購入までの過程などが挙げられます。このような一連の行動を特定の期間や条件で区切り、ユーザーが特定の目的に向かって行動する「まとまり」として扱えるデータを作成するのがセッション構築機能です。
GA4(Google Analytics 4)などのwebトラッキングでは、サイト訪問後の最後アクションから30分経過するとセッションが区切られることが一般的です。セッションを区切ることで、webサイトに何度訪問したのかを把握できます。ただし、これはあくまでwebサイトの訪問を確認するための区切り方であり、目的によってはほかの区切り方がより効果的な場合もあります。
例えば、ECサイトでは購入を目的としたセッションを構築することで、より柔軟な分析が可能になります。セッション構築機能を活用して、購入が行われたタイミングを基準にセッションを区切ることで、「初回購入」「2回目購入」「n回目購入」といった単位でユーザー行動を分析し、施策立案に役立てることができます。
さらに、ほかの行動データも含めて、こうしたデータの加工がセッション構築機能によって容易に実行可能となりました。SQLなどの専門知識が不要で、直感的にデータの加工や分析が行えるため、データ活用の幅が広がります。
詳細は下記ページをご覧ください。
https://www.ever-rise.co.jp/integral-core/