このたび、CDP「INTEGRAL-CORE」でGoogle広告及びGoogleアナリティクスとのセグメント連携ができるようになりました。INTEGRAL-COREのセグメントに該当する顧客への広告配信、分析が可能になります。
本記事では、INTEGRAL-COREのセグメント機能とそれぞれの連携について紹介します。
CDP「INTEGRAL-CORE」とは?
CDP(カスタマーデータプラットフォーム)とは、顧客一人ひとりの属性やオンライン上の行動履歴、実店舗などオフラインの行動データ、広告配信データなどを収集・統合するための顧客データ基盤(次世代DMP)です。 広告配信などアクションの最適化、顧客理解、顧客体験向上(CX向上)、新しいビジネスモデル構築を進める上でハードルになる「データのサイロ化」を解決します。
私たちが開発・提供するCDP「INTEGRAL-CORE」は国産唯一のCDPです。
その他参考記事:CDP(カスタマーデータプラットフォーム)とは何か?
INTEGRAL-COREのセグメント機能とは
INTEGRAL-COREでは、蓄積した顧客データの様々な情報を組み合わせて、顧客(ユーザー)を「セグメント」と呼ばれるグループに振り分けて活用することができます。 セグメントの条件には下記のような情報を利用でき、それぞれをかけ合わせたものをセグメントにすることも可能です。
セグメントの例
- INTEGRAL-COREタグが埋め込まれたサイトやアプリ上での行動データ
- 顧客マスタへ取り込んだ情報(属性、LTV、メールアドレス、居住地域など)
- 他システムから取り込んだ情報(メールの閲覧結果や購買履歴など)
データのかけ合わせの例
- 東京都在住会員×直近3日以内にサイト内A商品ページ閲覧
- アプリ会員×新商品Bの広告をクリック
INTEGRAL-COREで作成したセグメントに属する顧客情報をGoogle側へ渡すのが今回の連携です。
Google広告との連携にも必要になるため、先にGoogleアナリティクスについてご紹介します。
Googleアナリティクス(以下 GA)との連携
INTEGRAL-COREのセグメント情報(セグメントID)をGAの「カスタムディメンション」として取り込ませることで、GAタグの埋め込まれたサイトに訪れた顧客のアクセスをGAでも記録できるようになります。
「カスタムディメンション」へのデータ取り込みは、GAタグのスクリプトへの記述追加、またはGoogleタグマネージャの機能を利用して行います。
これによってGAの分析機能を使った行動分析が可能になります。
Google広告との連携
先程のGAとの連携で「カスタムディメンション」として取り込んだINTEGRAL-COREのセグメント情報はそのままユーザーリスト(オーディエンス)としてGoogle広告で利用できます。
セグメントに属する顧客やその類似ユーザー、また複数のセグメントを組み合わせたセグメントに対してなど、様々な条件での広告配信が可能になります。
その他のツールとも連携可能
INTEGRAL-COREは顧客データの蓄積・統合を行うプラットフォームですが、今回の連携のように他ツール・システムへデータを受け渡す部分も重要な役割です。
Googleサービスの他にも様々なツールと連携可能となっています。下記ページでは連携ツールの一覧を紹介していますので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください!今ご利用中のツール同士の連携を、INTEGRAL-COREが可能にできるかもしれません。
CDPの活用および他ツール連携などは、導入企業様のビジネス体系に合わせて弊社でしっかりとサポートさせていただいております。
今回の連携に関する詳細や、INTEGRAL-COREに関するご不明点がございましたらぜひお気軽にお問合せください。