広告運用のデータ収集を支援するサービス「HARBEST(ハーベスト)」を提供する株式会社EVERRISE(本社:東京都港区、代表取締役:倉田宏昌)はこのたび、インターネット広告媒体費の多くを占める「運用型広告費」のうち、広告運用を行う企業がHARBESTを活用して収集した2018年1年間の計801億円分の運用データについて、広告費の支払先を分析しました。
その結果、支払先の上位5社は下記の表の通りでした。HARBESTには2018年の国内での運用型広告(約1.1518兆円/出典:電通グループ「2018年日本の広告費インターネット広告媒体費詳細分析」)のうち、約7%にあたる運用データが収集されています。
トップ5社のランキング
順位 | 企業名 | 広告費 ※1 | 割合 ※2 |
---|---|---|---|
1 | Google ※3 | 401億7000万円 | 50.0% |
2 | Yahoo! ※4 | 174億3000万円 | 1.7% |
3 | 135億6000万円 | 16.9% | |
4 | 8億3000万円 | 7.3% | |
5 | Criteo | 10億7000万円 | 1.3% |
- ※1:広告費は、媒体原価(実績額)に平均的な代理店手数料を加味した金額
- ※2:当社の把握する運用データからの集計です。国内の運用型広告全体についての統計ではありません
- ※3:Google Ads(旧Google AdWords)、ディスプレイ&ビデオ 360(旧DoubleClick Bid Manager)
- ※4:Yahoo! スポンサードサーチ、Yahoo! ディスプレイアドネットワーク
「HARBEST」上で収集した運用データ内訳(2018年実績)
※電通グループ「2018年日本の広告費インターネット広告媒体費詳細分析」より
マーケティングETLツール「HARBEST」について
広告運用などのマーケティング施策において、複数のチャネル・プラットフォームを利用することが当然になってきた今、それぞれから収集したデータをまとめて分析し、次の施策に生かしていくことが、必要不可欠になってきています。しかし、データ収集の作業には手間やコストがかかるために、PDCAが思うように回らない課題も発生しています。
企業のマーケティングの高速化をミッションとする「HARBEST」は、リスティング広告やSNS広告、アクセス解析など、連携済みの多様なマーケティングプラットフォームから主にAPI連携によってデータ収集を自動で行い、希望の場所への出力を可能にするツールです。主に、マーケターや広告代理店の広告運用担当者の方に活用されています。
詳しくはオフィシャルサイトをご覧ください。
計測対象アカウント数(2019年8月5日時点) | 11114アカウント |
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利用イメージ | 自社データ分析のためのデータ収集・整形ツールとしての利用 マーケティングサービスを提供する企業が、サービス内のデータ収集エンジンとして利用 |
データ収集先プラットフォームの例(※随時追加対応) | Google Ads(YouTube対応) Yahoo!ディスプレイアドネットワーク スポンサードサーチ Facebook(Instagram対応) Google Analytics Criteo |