株式会社EVERRISE(本社:東京都港区、代表取締役:倉田 宏昌、以下 当社)は、顧客のあらゆるデータを収集し管理するCDP(カスタマーデータプラットフォーム)、「INTEGRAL-CORE(インテグラルコア)」を提供しております。このたび、当社が米国CDP協会(CDP Institute)に正式加盟したことをお知らせいたします。
今回の加盟について
当社は自社が持つテクノロジーでクライアント企業のマーケティング活動を支援することをミッションとして掲げています。デジタルマーケティング施策の取り組みに様々なツールが選択できる中、大切な顧客データが各ツールやシステムにバラバラに管理されている状況(データのサイロ化)を解決する必要があると考えていました。
2017年10月、これらの問題を解決する製品としてCDP「INTEGARAL-CORE」をリリースいたしました。そのINTEGRAL-COREが、米国CDP協会の定義する基本機能である「収集・処理・公開」を有した製品であり、顧客データの重要性を提唱する理念に強く共感したことから今回の加盟に至りました。
日本企業として初加盟
今回の同協会への加盟は、日本企業としては初となります。
今後は、CDP協会が発信する日本や東アジア圏における最新動向や事例の翻訳掲載やデータ活用イベントへの登壇など、CDPに関する情報を積極的に発信していく予定です。
米国CDP協会について
2016年11月にDavid Raab氏らによって米国で設立されました。現在の加盟社数は70社を超え、マーケターおよびマーケティング技術者に「顧客データ管理」について教育・養成を行うベンダー中立な組織です。
様々なマーケティングシステムが互いに接続されておらず、不完全な顧客データを提供したり効果的に機能していないことを問題に感じ、統一されたデータベースの必要性を提唱したことが始まりとなっています。
活動には教材の出版や開発に関するニュース、ベストプラクティスガイド、ベンチマーク、業界のベンダー名鑑の作成や関連する諸問題のコンサルティングが含まれています。
設立者:David Raab氏のコメント
“Consumers across the world now expect personalized treatment. Marketers have responded by assembling and activating their customer data to provide superior results. Customer Data Platforms are a powerful tool for making this possible. We are pleased to see Integral-Core provide the Japanese market with a solution tailored to its needs and welcome them to the CDP Institute.”
「世界中の消費者は現在、パーソナライズドされた対応を期待しています。マーケターは顧客データを効果的に活用することで最良の結果を提供し、それらに対応しています。顧客データプラットフォーム(CDP)は、これを可能にする強力なツールです。われわれはIntegral-Coreが日本市場のニーズに合わせたソリューションを提供することを嬉しく思います、そして米国CDP協会への参加を歓迎します。」
INTEGRAL-COREについて
INTEGRAL-COREは顧客に関するデータをリアルタイムに収集・蓄積・統合できるデータプラットフォームです。
マーケティングのデータ基盤として利用を想定しており、各企業が様々な形で保有する顧客データを1つに統合します。CRMシステムやユーザー行動ログ、アンケート結果といった企業内データはもちろん、オーディエンスデータを始めとした2nd, 3rd Partyデータなどの社外データにも対応可能です。
INTEGRAL-COREの顧客情報管理は、セグメントではなく「個客」単位で行うことができます。データのリアルタイム高速処理によって顧客一人ひとりの情報を統合し、顧客の「今」を捉えます。また、INTEGRAL-COREは様々なツール(BI、MA、LPOなど)と連携できることを特徴としており、企業のマーケティング施策に必要な情報基盤となります。
- サービス名:INTEGRAL-CORE(インテグラルコア)
- 契約形態:クラウドサービス
- URL:https://www.ever-rise.co.jp/integral-core/