―― 実際に開発の速度を出すためには、生成AIをいかに使いこなすかが大事だと思います。どのように活用していますか?
渡部(EVERRISE)
まず、各プロジェクトにおいてAIツールを付与していただいています。それを利用して、設計や実装担当のエンジニアにタスクを投げる前に、自分で少し調べて方向性を決めたりすることが多いです。助手が一人増えたような感覚ですね。
事前の前処理のおかげで、担当者が悩むポイントを減らして、かなりスムーズになるのかなと思っています。塗り絵でいうと枠線のところだけしっかり塗っておいて、「これを更にいい感じにおねがい」みたいなイメージですかね。
―― 電通デジタルさまでも生成AIを活用されているかと思います。それと比べて渡部をはじめとするEVERRISEのメンバーは、どれくらい生成AIを活用できているでしょうか?
渡部さん
電通デジタル社内でも、ふわっとした要望をシステムに載せるための「壁打ち」や、コードの品質チェック、セキュリティ面の事前確認などにAIを使い、スピーディに品質を上げていくことが1つのスタンダードになっています。
EVERRISEさんが担当されたプロジェクトにおいても、実際に問題ないスピード感でご対応いただいたので、一定水準の活用をしていただいていると感じています。
―― 電通デジタルさまのスピーディーなプロジェクトの中で、武器として生成AIを使いこなすことで、EVERRISEのメンバーもそのスピードに併走できているようで安心しました。
白上さん
ただ、スピードに並走するために必要なのは、AIだけでなく、PM力だと思います。
演劇に例えると、プロジェクトを包括的にまとめている担当者が舞台監督、開発をしている私たちとEVERRISEさんは演者です。舞台監督から、作品を良くするためにセリフはこう、動きはこうと要望が次々に来るわけです。それは、クライアントの課題を一番いい形で解決したいという想いとも言えます。演者が舞台監督の要望に必死に応える関係性が、まずあるんです。
EVERRISEさんは、舞台監督からの要望を全部事細かに聞かなくても相手の意図を汲み取って動いて、相手を納得させることができる能力をお持ちだと感じています。クライアントの要望と開発側の意見をうまくすり合わせて、落としどころを見つけるPMとしての技量がとても高いと思います。
高木(EVERRISE)
私たちが現在のような関係性でお仕事ができているのは、電通デジタルさまが最初から『伴走する』というスタンスでいてくださったことが非常に大きいです。
単に『仕事を発注、納品するだけ』という関係ではなく『この仕事を一緒にやり遂げましょう』というスタンスで向き合ってくださいます。
一貫してこうした姿勢を示してくださる点は、電通デジタルさまの本当に素晴らしいところだと感じていますし、大変ありがたく思います。そのおかげで、様々な案件をご一緒する中で、チームとして一体感が生まれ、信頼関係を築くことができたと思っています。